「怒らない技術」心の栄養・自分をあきらめない習慣
最近何をやるにも気力がありません。
(冒頭からマイナス的な発言で恐縮です・・)
また物事がうまくいかないと自分にも絶望するし、外に向けて感情、
特に怒りが噴出してきて、家族にも会社にも怒っているような状況が
ここ数ヶ月続いています。
お酒の量も度数も増えてしまって、最近はウイスキーの瓶を数日で開ける始末。
こんなんじゃだめなんだけど、気持ちの切り替えがうまくいかず、どうにも
この負のサイクルから抜け出せない状況が最近続いているんです。(困;)
そんなとき家の本棚を見てみたらピンク色の本「怒らない技術」フォレスト出版
(嶋津良智著)があり、手にとっていました。(積読の中のひとつでした。)
あまり本も読む気力もなかったんですが、導入部に
「あなたが、どんな
きっかけで本書を手にとったとしても、本書を読み終えるころには、きっと
『読んでよかった』と思ってもらえるように書きました」
という節をみてこの状況が少しでもよくなればと思い読み進めました。
いま読んでみて、よかったな(!)と思ってます。
もし同様に悩んでいる方がいらっしゃったら、少し良いほうに向かうヒントにでも
なれば幸いです。
なかでも自分の心に響いた内容を以下に抜粋させて頂きます。
・すぐ怒る人は早死にする
→最近酒量が増え、また沢山食べることでストレスを発散していたツケなのか
最近体がむくんで尿量がへって、眼の奥のほうに圧迫されたような違和感を
感じていましたので、これはやばいと思っていました。
寒さも体にこたえて、なんだかだるさのような悪寒のような感覚が続いて
いましたので、早々に見直す、いい機会になりました。
まだやりたいこともありますから、健康第一で行きたいです。
・結果よりもプロセスが大切
→よく耳にはしますが、書いてあることを読んで、眼から鱗という感じです。
結果ばかりにフォーカスしている割には、考えが空転して仕事や家事に集中して
取り組めていない自分がいました。出来るだけいやな面倒な思いはしたくない
とも思っていました。
人は結果から学ぶことはありません。
人はプロセスからのみ学ぶ生き物なのです。
この言葉にうなずけるものを感じました。
結果を出すためには、やはり地道に仕事やことを為していくしかないですね。
いやな思い、苦しいつらい気持ちもいずれ結果が出たときの喜びや充実を
噛み締めることができ、大切な学びになるんですね。
しっかりと考えて。
B'zの歌「ultra soul」にもあります。
「結末ばかりに気をとられ、このときを楽しめない、めまい・・・」
・目の前の出来事には何の意味もありません。
怒るか怒らないかを決めるのはあなた自身です。
人の心を左右するのは出来事ではなく受け取り方
→うまくいかないのは、自分の以外に理由があるとも思っていました。
上司が悪い、家族がじゃまをして集中を妨げる・・・
もう考えること全部マイナス一色です。
なんで家族や会社の人は自分にいやな思いをさせるんだ!
と毎日毎日いらいら続きです。
でも、見方を変えてこんな風にいやみを言われるとこんなにいやな思いを
するんだから自分は言わないようにしよう・・・とか
きっぱり「自分は怒らないようにしよう」とか思えるようになってきました。
本を読んでも生活の節々ですぐ怒ってしまいますが、その度に自分が
すべて選んで決めているんだと思い出せば怒る機会も減って少しずつ
いい方向へ向かうのではないかと思います。
あとしっかり深呼吸していやなことがあったらリセットして、ことに
あたりたいと思っています。
そういえば、この「怒らない技術」を、3年前くらいに購入して読む前に知人に
プレゼントしたんですけど、その人はこの本読んでくれたかなぁ何か学んで
活かしていたらいいなぁなどと思いました。
一朝一夕に良くなるとは思ってませんが、怒らず、自分をあきらめず
いい習慣を身に着けて、毎日生きていこうと思ってます。
稚拙なブログに最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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