日本の水道水、塩素トリハロメタン除去して美味しく安全に変える方法
いつもご覧いただきありがとうございます!
本日は日頃お使いの水道水を美味しく安く安全に変える方法を一緒に考えてみたいと思います。
●①まず最初に:日本の水道水の安全性は?
水道水が飲める国は世界196カ国中15カ国のみ。
日本では塩素に加え、次亜塩素酸ナトリウムという薬品が一定量加えられて、消毒されています。
このおかげで、衛生的な水が得られるわけです。
但し、そのままだと消毒臭(カルキ臭)がして飲みにくかったり、塩素によって髪の毛や皮膚が傷んだりと最近はその害の方にも注目されるようになってきました。
また発がん物質と言われているトリハロメタンも塩素消毒の過程で発生してしまうものらしいです。
あまり気にしすぎても良くないですが、何か残留塩素やトリハロメタンを簡単に除く方法はないものでしょうか?
●除去する方法その1:煮沸+活性炭
トリハロメタンは水を沸騰後5分以上煮沸させるとかなりの部分が消失するそう。
但し水道局等の見解によって時間に差があります。基本飲む場合は5分以上は必要な感じです。
さらに活性炭を通すとその多孔質のところに残留塩素やトリハロメタンを吸着してくれます。
煮沸はひと手間かかりますので、少し面倒ですね。
☆おすすめ活性炭
●除去する方法その2: 麦飯石(ばくはんせき)
麦飯石の定義は難しいですが、火成岩の中の半深成岩に属す石英斑岩の一種。
麦飯石は、古来から漢方薬として用いられて、明代の李時珍(1518〜93)が編さんした「本草網目」(1596)には上位の薬石として、その薬性が甘く毒なく各種皮膚病が治癒出来ると書かれています。
国内では岐阜県加茂郡白川町黒川が唯一の産地となります。
効能働き;石の主成分が、無水化ケイ酸と酸化アルミである事。多孔性(粒径0.5〜1.5mmで約83,000個/平方センチメートル)で表面積が大変広いため、吸着作用やイオン交換作用が強く働きます。
水に作用させると水中のカルキ(遊離塩素)や有害物質のシアン、水銀、カドミウムや、大腸菌等の雑菌などの汚染物質を吸着分解する結果、水を浄化します。
・美濃白川麦飯石
使い方は簡単です。例として800gを購入したら、まずはこれを水洗します。10分間煮沸殺菌の後放置して冷まします。
2Lの容器1本に対して400gの石を入れます。
あとは水道水を満たし5時間程度待つだけ。
→ミネラル豊富な美味しい水の出来上がりです。
麦飯石のメンテナンスは2週間ごとに石を天日干しする事。
飲水として使うなら、これも一度に大量には作れませんが、お手軽でこの方法もおすすめです。
●除去する方法その3:浄水器
一番手軽にコストパフォーマンス高く塩素やトリハロメタンなどの不純物を取り除くには浄水器がおすすめです。
お台所であれば、蛇口直結型が一番のおすすめです。
カートリッジ式のフィルターを交換すれば1ヶ月2,000円~3,000円で安全でおいしい水が飲めます。
注意点は、フィルターの交換時期を忘れないことです。
近年はデジタル式インジケータでフィルターの交換時期を知らせてくれるものがあります。
おすすめです。
いくつかご紹介させていただきました。
お手軽さが良いので私は麦飯石オススメ派です。
自然の力を借りて、おいしい水を頂けることは非常にありがたい事だと思っています。
ぜひ皆さんもご自分にあった方法で、お使いの水道水を安全でおいしい水にしてご使用頂きたいと思います。
少しでも皆さんの健康維持にお役立て頂ければと思います。
最後までありがとうございました。
日本の水道水、塩素トリハロメタン除去して美味しく安全に変える方法
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