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仮面ライダーウィザードの世界観、あらすじ [テレビ]

仮面ライダーウィザードの世界観、あらすじ

仮面ライダーウィザードも2013年9月で終了し、10月からは仮面ライダー凱武に世代交代しました。

仮面ライダーウィザード VOL.1(DVD)

テレビでも映画のなかでも子供たちや多くの仮面ライダーファンの中では、仮面ライダー凱武が主役となり仮面ライダーウィザードはその影を薄くしています。

仮面ライダーシリーズの中で初めて魔法使いが出現したファンタジー要素が溢れているウィザードですが、その世界観、あらすじをたどってみたいと思います。

物語りは天才物理学者 笛木(ふえき)の愛娘喪失の悲哀から始まります。

科学と魔法を融合した技術を手中に収めた天才物理学者「笛木奏(ふえき そう)」は妻に早くに先立たれ、最愛の娘である「笛木暦(ふえき こよみ)」も不治の病で失ってしまいます。

しかし笛木は、暦の生前に自分が必ずお前を助けると約束をし、魔法の力で暦を蘇らせようと計画します。

笛木の計画は次のようになっていました。

①サバトという儀式(※1)で、ゲート(※2)と呼ばれる人間から、ファントム(※3)を生み出す。
②サバト、ファントムの絶望に打ち勝った者のみが魔法使い(※4)になれるので、サバトで魔法使いになれる人間を選別する。

③魔法使いを4人そろえ、娘の暦を生き返らせる。

というものでした。

※1:サバト :日食の日にゲートを集めてファントムを生み出す儀式

※2:ゲート :ファントム誕生の糧になりえる人間

※3:ファントム :人間の精神世界<アンダーワールド>に巣食う魔物の総称

※4:魔法使い :サバトのいけにえになったゲートには必ずファントムが出現する。しかし、ファントムをアンダーワールドの中に留めておける=絶望に負けなかった人間は、魔法使いになれる。
絶望してファントムが現実世界に出現してしまうと、ゲートの人間は死んでしまう。
また、ファントムは魔法でしか倒せない。

要するに人々を絶望に追い込んで、ファントムを生み出しその中で、絶望に打ち勝った人間のみを選別して魔法使いにして、その魔力で娘の暦を生き返らせるというのが笛木の計画でした。

この①②で、二人の魔法使い、ウィザード=操馬晴人とビースト=仁藤攻介が誕生します。

またそのサバトでは笛木の魔力が足りず娘の暦を完全に生き返らせるまでには至らず、賢者の石を体内に埋め込まれ死者である暦を定期的な魔力供給で生きながらえさせるという状態になっただけでした。
また暦は生前とは別の人格となっており、これも笛木を更に暦の生前を取り戻したい思いを刈り立たせたようです。

笛木は、自らが魔法使い側とファントム側の両方に立ち、優秀な魔法使いとなりえるゲート探しに奔走します。
ウィザードやビースト、他の仮面ライダー達はゲートの的にされた人間を助け、ファントム側と戦いを続けます。

そして最終的に4人の魔法使いが集まる頃の段になると、笛木の正体や野望が関係者そして最愛の娘暦に明らかとなってしまい、最終回のウイザードとの一騎打ちの中、ファントムのグレムリンに裏切られ消滅してしまうのでした。

暦も自らの正体を知り、ファントムのグレムリンに切り付けられ体内の賢者の石を奪われ、晴人が消滅しかけている暦を助けようとするときも自らの運命を悟り消滅を選び消えていってしまいました。

一人の娘の親が娘の死を受け入れられずに始めた悪事をきっかけに物語が始まり、そしてその野望のためには利用できるものはすべて利用つくし、最後は望みかなわぬままに消滅してしまうという悲しいあらすじの物語りなのでした。

子を思いすぎるあまり、悲しみを受け入れられずわがままを優先するあまりに起こった物語りです。どこにでもありそうな、物語りであり、世界観と思います。

小さな子どもたちはこのようなドラマの世界観をどこまで理解できるかはわかりませんが、無意識に取り込み学習しているのだと思います。

あくまでも私自身が理解している範囲でのあらすじ、世界観ですが、ご指摘がありましたらお願いします。

子供たち、そして未来を支える者たち、今を支える者たちへのメッセージとしてこの仮面ライダーウィザードが受け入れられることを望みたいと思います。

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