Nintendo 2DSの狙いライバル日本発売予定なしの戦略
任天堂は8月28日(現地時間)、欧米で携帯型ゲーム機「ニンテンドー2DS」を10月12日に発売すると発表したそうです。
現行機種「ニンテンドー3DS」からなんと3D機能を省き、129.99ドル(米国価格)に抑えた廉価版となるとのこと。
ニンテンドー2DSは3DSの最大の売りでもあった裸眼立体視機能が省かれ、折りたたみ機構をやめて上下2画面を持つ一体型デザインを採用しています。米国価格は3DSの169.99ドル、3DS XL(日本では3DS LL)の199.99ドルと比べかなり低価格に抑えられています。発売日の10月12日は「ポケットモンスター X・Y」の世界同時発売日でもあります。
ソフト+低価格ハードで新規顧客層の取り込みを図る狙いがあると思われます。
また同時に据え置き型「Wii U」の値下げも発表されました。
新しくゲーム機を買う人の中には3D機能は要らないから値段を安くしてほしいという人達も結構いると考えられます。
実際3Dの機能についてはそこまでこだわって求められていないのも事実かも知れません。
スペックが高い分、3DSは電池の消耗を早めるデメリットなどもありますね。
そんな顧客層に今回の戦略がマッチするかどうかですね。
プレステ、XBOXなどのライバルとのシェア争いよりも、スマートフォン(スマホ)やタブレット端末がいまやライバルです。
戦略的には頭を悩ますところだと思います。
Nintendo 2DSの衝撃の外観!!
任天堂の海外用サイトでの「Nintendo 2DS」の紹介
そのNintendo 2DSの仕様は:
1.ニンテンドーDSや3DS用ソフトを2Dで遊ぶことが出来るとのこと。
2.3DSのように折りたたんでスリープには出来ないため、専用の電源スイッチが設けられています。
(週間アスキー様より引用させていただきました。)
3.カラーは、ブラック&ブルーとホワイト&レッドの2タイプを用意。
4.その他仕様として
●基本スペック
上部スクリーン 3.53インチ
下部スクリーン 3.02インチ(タッチ対応)
SDカード 4GB内蔵
カメラ 外側2基、内側1基
センサー モーションセンサー、ジャイロセンサー
スピーカー モノラル(ヘッドホン使用時はステレオ)
サイズ/重量 144(W)×20.3(D)×127(H)mm/260g
任天堂DSファミリーのスペック比較表はこちら
気になる「Nintendo2DS」日本での発売ですが、今のところ予定はないとのこと。
任天堂広報によれば、「Nintendo2DSはあくまで3DSのエントリーモデルなんです。日本では3D表現のゲーム、コンパクトに折りたためる仕様、すれちがい通信といった3DSの持つフルバージョンの機能をみなさんで楽しんでいただきたい、そう思っています」
「また現行の3DSは値下げされて、15,000円になっており市場にマッチした価格であり、あえて2DSを投入する意味合いは薄い。」と任天堂広報は話しているそうです。
良いソフトなしでは、良いハードも活かせないこの世界ライバルも多いレッドオーシャンだけに任天堂はもとよりゲーム機各社の舵取りはこれからも大変なようです。
第18回AMDアワード優秀賞を受賞したNintendo 3DSの名作「とびだせ どうぶつの森」
任天堂ファンならずとも、今後も任天堂の動きに目が離せません。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。
Nintendo 2DSの狙いライバル日本発売予定なしの戦略
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2013-09-02 00:52
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