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日本電産買収進める自動車部品メーカー(GPM)を買収 [ニュース]

日本電産買収進める自動車部品メーカー(GPM)を買収


日本電産は12日、欧州の自動車部品メーカー、独ゲレーテ・ウント・プンペンバウ


(GPM)を買収すると発表しました。


GPMは自動車に搭載されるポンプの欧州大手メーカーです。


同社の冷却水や潤滑油などを供給するために使われるポンプは


今後、最新の電子制御技術を投入して活用されることで、エコカー向けに


高性能品の需要が増える見込みです。


GPMの車用ウォーターポンプの一例です(↓↓)

gpmウォーターポンプ.JPG


日本電産自社の電動モーター技術に、GPM社の車載用ウォーターポンプや


オイルポンプ、モジュールポンプの技術を取り込んで電動ポンプ市場での


優位性を出して行こうとする永守社長の戦略です。


GPM社は1939年設立。従業員数は1047人(2013年)、売上高は約400億円


(2013年12月期)となっており、日本電産にとっては中型規模の買収となって


います。


ものづくり大国ドイツの技術の買収・取り込みは、今後日本電産にとって


優位に働いていくものと思われます。


話は横道に逸れますが、かつて私が在籍した会社も日本電産に買収されました。


その当時はのっとり的な感じをうけ、とても素直に受け入れることはでき


ませんでした。


(もちろん自分の精神性も幼すぎたのですが・・・・)


その企業精神モットーでもある、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」は


恐ろしい呪文のように聞こえ、当時はとても受け入れる気にはなれませんでした。


しかし、いま距離を置いてみるとその姿勢、考え方は筋が通っているなと思います。


素直に耳を傾ければ企業の力を伸ばし、またそこで働く個人の力も伸ばす


精神が宿っている言葉と思います。


永守社長は仕事が大好きで一年中猛烈に働いておられることでも有名です。


月曜日の朝が一番うきうきする楽しい気持ちになると言われていたことを


覚えています。


私は間逆でしたので、まったく受け入れられなかったわけです。


まったく学べていなかったんですね。


永守重信氏は目先の利益主義に走ることはありません。


社員、グループ会社の社員たちのこともよく考えておられます。


雇用を守り、リストラはしない姿勢でも有名です。


企業は所詮人で成り立っていることを分かっているからです。


もちろんすぐやらない、必ずやらない、出来るまでやらない人は別だと


思いますが・・・・(苦笑)


また永守社長のこんな言葉、逸話があります。


「思はないことが実現することは絶対ない」といいます。

創業時の過酷な注文に対し、技術者はみな絶対無理だと言った。


そこで社員を立たせて、「出来る」と100回言おうといいます。


 出来る、出来る、出来る........


 それでも「出来ません」という。


 それなら1000回言おう、という。


 すると不思議なことに出来る気分になってくるのだという。


(1,000回の法則)


こうした技術の開発、蓄積が今日の日本電産を支えてきた。


(出典:マイチャレンジャーズログ様より


こうして人間の特性や精神性にも眼を向けてきた永守氏の力はとても


強いものと今では確信しています。


この思いはドイツのGPMの社員たちにもきっと届くものと思います。


こういう強いリーダー、会社が日本に沢山生まれてくればどのような時代に


なろうと、変化に対応し存在感を増していくことができると思います。


本日も最後までありがとうございました。
















日本電産買収進める自動車部品メーカー(GPM)を買収


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